どうも、普段は人見知り、休日はシンプルライフな僕です。
そんな僕ですが、バイクにまたがると人格が変わる瞬間があります。
そう、それが「ヤエー」です。
ヤエーって何?
ヤエーとは、ツーリング中にすれ違うバイク乗り同士が手を挙げる挨拶。
- 「やぁ!」(Hi!)
- 「いい天気ですね〜」
- 「気をつけて!」
そんな気持ちを込めて、左手でヒラっと挙げるのがヤエー。
見知らぬ人に手を振る文化、なんて珍しい!
ここは日本。
知らない人に道端で話しかけたら通報されても文句言えません。
なのに、バイクに乗っていると、
「あっ、バイクだ!」
→ ヤエー!!
普段は挨拶すらしない僕が、
見ず知らずのライダーに向かってノールックで手を挙げる。


なぜ僕はヤエーしてしまうのか?
ヘルメットのせいか?
孤独な乗り物ゆえの連帯感か?
いや、多分こうだ。
「バイクに乗ってる自分」が、ちょっとだけ社交的なキャラを演じている。
普段の僕は、なるべく人と関わらず、
静かに、穏やかに生きていきたい人間。
でも、エンジンの鼓動と風の音に包まれると、
知らぬ間に「フレンドリーモード」 になってしまうのだ。
ヤエーのバーゲンセール
この時期(春〜初夏)になると、
人気のツーリングルートでは5分に1回ペースでバイクとすれ違う。
当然、ヤエーも連発。
- 「あっ、来た」→ヤエー!
- 「おっ、グループだ」→ヤエー×3!
- 「トラックじゃん…」→(うっかりヤエー)→なんか手振り返された!
もう、ヤエーしすぎて左腕が若干つりそうになるレベル。
僕のヤエー哲学:やるかやられるかじゃない、感じるんだ
初心者の頃は、
「えっ、ヤエーってされたら返すべき?こっちから先にするの?タイミングは?」
とか、色々考えていた。
でも今はこうだ。
考えるな、感じろ。そして挙げろ。
すれ違うバイクの雰囲気、
路肩の広さ、天気、テンション。
それらを感じて、自然と手が上がったらそれがヤエー。
バイクは、もう一人の自分を連れてくる
きっとバイクには、
「普段の自分とはちょっと違うキャラ」を呼び出す魔力がある。
- いつもは無口でも、ヤエーで「よっ!」って言える
- 社交的じゃなくても、「ライダー同士ならまぁいいか」ってなる
これは一種の「スイッチ」だと思う。
趣味がくれる、もう一人の自分。
まとめ:今日も元気にヤエーしよう
というわけで、今日も僕はバイクにまたがり、
知らぬ誰かと手を挙げ合うために走る。
ヤエーには、言葉を超えた安心感と繋がりがある。
バイクに乗っているすべての人へ。
安全運転で、そしてヤエーを忘れずに!
追伸:左手がつりそうな人は、無理せず会釈だけでもOKです。


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