【資産形成】資産形成を始めてよかった“意外な副作用”──お金以外に整った3つのこと

資産形成

最初はただ、不安だった。

「このまま会社に依存してて大丈夫なのか」
「老後、年金だけで生きられる気がしない」
「FIREって響き、ちょっとかっこいい」

そんな理由で始めた資産形成。

でも続けてみて思った。

あれ、これってお金が貯まるだけじゃないな?

むしろ、お金以上に“人生が整ってきた感” の方がデカいのでは?

というわけで今回は、
資産形成の“副作用”として整ったものたちについて語ります。


副作用①:メンタルの安定感が増した

資産形成を始めて一番変わったのは、精神面のバグ修正が進んだこと

昔は、

  • 嫌な上司に言われたひと言で1日落ち込む
  • 「ボーナス減るかも」という噂で胃が痛くなる
  • 会社を辞めたくても、踏み出す勇気がない

そんなメンタル・バランス・ボールのような日々でした。

でも今は、
「まあ、いざとなったら1〜2年は余裕で生活できるな」
という、“生活防衛本能”に基づく落ち着きがある。

これはデカい。

別に資産が1億あるわけでもない。
でも「ゼロじゃない」だけで、安心感が違う。

会社への態度も変わる。

  • 会議で無理に発言しない
  • 無茶振りされても“給料ぶんはやる”スタンス
  • 評価されなくても、自分の軸がブレない

資産がある=選択肢がある、ということ。

それがメンタルの余白につながっている。

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副作用②:暮らしがシンプルになった

資産を増やすには、支出を整えるのが王道。

ということで節約を始めたわけですが…
気づいたらモノの少ない暮らしにハマっていた。

  • 洋服は「もう1軍だけでいいか」となり
  • 家電は「壊れたら買う」で十分と思い
  • 趣味も「お金より時間と気分が大事」と気づく

結果、部屋がスッキリ。思考もスッキリ。

モノを買う前に、「これは資産形成に貢献するか?」と自問するクセがついた。

買い物の“選手層”が厳選されていく。

でもその分、1つ1つのモノに愛着が湧く。

しかも、支出が減ると「お金が増える」以上に、
“整ってる感”が生活の質を上げてくれる

資産形成って、実は自分の暮らしの棚卸しでもある。


副作用③:働き方・時間の使い方が変わった

資産が増えてくると、妙に冷静になる。

  • 年収が少し増えても「課税対象か…」と脳内で逆算
  • 昇進の打診に「残業とプレッシャーの未来」がよぎる
  • 「働き続けないと詰む」という焦りがなくなる

これ、いい意味で会社に執着しなくなる効果がある。

自分の時間の価値を見直すようになる。

  • 週末は“回復”ではなく“充実”のために使う
  • 勉強やブログを書く時間が“自己投資”と感じられる
  • 「無駄な飲み会」と「無意味な研修」はスルーできる

以前は「時間=お金を稼ぐための手段」だった。
今は「時間=“自分で使える資産”」という感覚。

資産形成は、時間の再分配にも効く。


お金を貯めるつもりが、“自分”が整ってきた

資産形成って、最初は数字の話。

  • 今月の貯蓄率
  • 投資額と利回り
  • ポートフォリオのバランス

でも続けるうちに、数字の向こう側にある自分と向き合う行為になっていく。

  • なんでこれを買った?
  • 何に価値を感じてる?
  • どう生きたいと思ってる?

資産形成って、ある意味「人生設計」なのだ。


結論:お金は、人生の“整えツール”だった

最初は「お金が増えたら嬉しいな〜」だったけど、
今ではこう思ってる。

資産があると、心が安定する。
暮らしが整う。
時間が取り戻せる。

それはつまり、
お金を貯めることで“自分を取り戻していく”作業なのかもしれない。

というわけで今日も、SP500とオルカンに数万円を投げ入れて、
「この暮らし、悪くないな」と思いながらコーヒーを飲んでます。

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