【社会人生活⑩】退職・転職を決意した僕が、キャリアと人生を見直した話

キャリア

こんにちは!
今日は、適応障害で退職を決意した僕が、人生とキャリアを一度リセットし、未来に向けて再スタートを切ろうとした話をしようと思います。


まずは人生の棚卸しから

退職を決めた僕が最初にやったこと。
それは、人生の棚卸し

そう、まさに今このブログでやっていることと同じく、これまでの自分をしっかり振り返る時間を取ったのです。

  • これまで何を積み重ねてきたか
  • どんな働き方をしたいか
  • どんな未来を手に入れたいか

コーヒー片手にiPadを開き、ひたすら自己分析。
カフェの店員さんに「就活生かな?」って思われたかもしれないけど、アラフォーのキャリア再構築です、はい。

最高の未来に変える 振り返りノート習慣
本書は、ノートを「書く」だけでなく「振り返りスキル」を身につけることを提案する本です。今の時代は、変化が大きく、問題が複雑化し、多くの人が不安を感じて生きています。さらに、ネットやSNSの情報に踊らされて、心の安定を崩している人も多くいます...

お金面は…そこそこ安心

この時点で、我が家の家計はアッパーマス層に到達していました。

つまり、数年間は働かなくても生活できるレベル
とはいえ、これで一生遊んで暮らせるわけでもない。

「あくまでリタイアではない、ただの小休止だ」

と、自分に言い聞かせる日々。

家計の余力は、精神的な余裕に直結する。
資産形成を続けてきた自分を、ちょっとだけ褒めてあげた瞬間でした。


キャリア面も冷静に分析

キャリア面では、意外と希望が見えてきました。

  • 専門はクラウドとセキュリティ
  • 13年の大企業勤務経験あり
  • 業務経験だけでなく、資格もたっぷり取得済み

この時代、特にクラウド・セキュリティ領域は売り手市場。
社会のニーズに支えられて、自分の武器もまだ錆びていないことを確認できました。

「あれ?意外と俺、戦えるじゃん?」

とちょっとニヤリとしたのを覚えています。


働き方の理想も再確認

キャリアを見直す中で、僕ははっきりと自覚しました。

  • ベンチャー企業でなんでもやります!
  • 最先端技術にフルコミット!

みたいな働き方は、もはや自分には向いていないということを。

どちらかといえば、

  • 大企業の安定した環境
  • 得意分野でしっかり歯車を回す
  • そこそこの収入と安心感を手に入れる

この「堅実派」の道に、より強く魅力を感じるようになっていました。

「派手さより、安定感。俺も大人になったな…」

働き方―――「なぜ働くのか」「いかに働くのか」 三笠書房 電子書籍
日本の産業を盛り立ててきた、現JAL名誉会長、京セラ創業者の著者による珠玉の言葉。「平凡な人」を「非凡な人」に変える。 人生において価値あるものを手に入れる法。 現代における「最高の働き方」とは? ベストセラー『生き方』『稲盛和夫の実学』の...
静かな退職という働き方 (PHP新書)
「静かな退職」――アメリカのキャリアコーチが発信し始めた「Quiet Quitting」の和訳で、企業を辞めるつもりはないものの、出世を目指してがむしゃらに働きはせず、最低限やるべき業務をやるだけの状態である。「働いてはいるけれど、積極的に...

人生の軸を見直す:地方回帰の選択肢

そしてもう一つ。
人生そのものを大きく見直すきっかけになったのが引っ越しについて。

これまで都市部で生活してきたけれど、僕も妻も元々地方出身。
結婚、家族計画、将来の介護問題――

考えれば考えるほど、「地元に戻る」という選択肢が現実味を帯びてきました。

都会の喧騒を離れ、自然の多い場所で、家族と穏やかに過ごす未来。
今までの自分なら想像もしなかったけれど、心が静かにそちらに引き寄せられていくのを感じました。


戦略を定める

こうして、僕の転職戦略は自然に絞り込まれていきました。

  • 地方の大企業
  • IT部門(クラウド・セキュリティ領域)
  • 自分の強みを活かして、着実に貢献できる場所

「欲張りすぎず、でも妥協もしない」

これが僕のテーマ。

歯車だけど、ちょっと特別な歯車になれる場所。
そんな居場所を見つけるため、転職活動をスタートさせたのでした。


次回予告

次回は、いよいよ実際に始めた転職活動――
エージェントとのやりとりや、面接で感じたことについて語ろうと思います!

お楽しみに!

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