「この仕事、もう無理かも…でも辞めたら生活どうしよう」
社会人あるある第1位。辞めたいのに辞められない。
実際、ランチ中の同僚との会話なんて、8割くらいこれじゃないですか?
かく言う僕も、かつては“会社に縛られた人間”でした。
高校中退から大学に入り、通信系の大企業に就職。
が、配属された先が、はい、“ザ・昭和”なパワハラ上司付き部屋。
辞めたかった。でも辞められなかった
「辞めたい」と思っても、実際には辞められない。
給料、家族、世間体、貯金残高…。
つまり“リアル”が辞表を引き止めてくるんです。
しかも、自分のスキルは社内専用。
「転職?…え、俺、何ができるんだっけ?」
みたいな自己認識の崩壊。


限界突破して、装備(ギア)を整えることにした
そんなある日、ふと思ったんです。
「いま辞められないのが一番ヤバい」
辞める辞めないの話じゃなく、
「辞める力がない状態で働いてる」ことが、人生の緊急事態。
そこから僕の“装備(ギア)集め”が始まりました。
ギア① 資格を取る
まずはスキル。何はなくとも武器がなければ戦えない。
社内の評価とかじゃなく、「外でも通用する肩書き」を取ることに注力しました。
勉強?めちゃくちゃしました。
パブロフも泣くレベルで問題集を解き、
資格取得の実績がようやく“脱出口”の鍵になりました。
ギア② お金を貯める
次はお金。心の逃げ道は、通帳残高にある。
僕は寮暮らしで生活費を極限まで削り、浮いたお金はすべて積立投資へ。
「あと2年くらいは働かなくても生活できる」
そう思えるだけで、心のHPバーが満タン近くに回復するんですよ。
そして今。僕は“あえて会社員”をやっている
結局、僕は会社を辞めていません。
でもそれは、諦めじゃない。依存でもない。
「いつでも辞められるけど、あえて今は会社員を選んでいる」
この“選べる”という状態が、僕にとっての安心感そのものなんです。
会議で理不尽なこと言われても、
「そうかそうか、ならば転職じゃ」ボタンがあると思えば、冷静でいられる。


歯車でも、油さして回してやればいい
僕はいま、会社という巨大な装置の中で、たしかに歯車として働いています。
でも、それを**“ただ回されるだけの人生”にはしていない**。
資格というギア。資産というオイル。
自分の意志で、回し方をチューニングしながら進んでいます。
まとめ:備えることで、「働く」が選択肢になる
会社に文句を言いながら働くのではなく、
「辞めてもいい。でも今はやる」と決めて働く。
それだけで、会社員という立場はまったく違って見える。
歯車であることに誇りは持たなくてもいい。
でも、回り方を選べるようになるためのギアは、持っていて損はない。
あなたの人生も、いつでも辞めていい働き方へ。
ゆるく、でもしっかり準備していきませんか?

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