「育児休業中なのに、自分の時間が全く取れない…」 「このまま子育てに追われて、自分のキャリアやスキルアップが止まってしまうんじゃないか…」
もしあなたが今、そんな焦燥感と戦っているとしたら、かつての僕も同じでした。
通信系大企業に勤めていた頃、僕はパワハラ上司のせいで適応障害と診断され、心身ともにボロボロになりました。そんな僕にとって、初めての子育ては希望と同時に大きな不安でもありました。
「このままだと、育児で疲弊して、また心が壊れてしまうかもしれない」 「でも、子育ての時間を犠牲にしてまで、スキルアップしたいわけじゃない」
そんな葛藤の末に始めたのが、育児の合間のわずかな時間で、自分の機嫌を取り、自己研鑽を進めるための「リビング本部生活」でした。これは、育児と仕事、そして心の平穏を両立するための、僕なりの「装備(ギア)」を整える記録です。回り道ばかりの僕が、子どもの笑顔と自分の未来を守るために選んだ「ガジェット四天王」をご紹介します。
1. MacBook Air:スリープからの高速復帰が、わずかな時間を生み出す
僕の「リビング本部」の中心にあるのが、このMacBook Airです。 育児中は、作業に集中できる時間がいつ、どれくらい取れるか分かりません。子どもが寝てくれた、ほんの10分や15分が、僕にとっての貴重な自己投資の時間でした。以前使っていたPCでは、起動を待っている間に子どもが起きてしまい、何もできないことがよくありました。
MacBook Airに変えてからは、スリープからの復帰が圧倒的に速く、動作音も静かな点が最大のメリットでした。子どもが隣で寝ていても気兼ねなく作業ができ、焦ることなく自分のことに時間を使えます。この「わずかな時間の積み重ね」が、僕の心の余裕を生み、育児中の笑顔を保つための大きな支えになっています。

2. iPad Air:「膝上カルチャーセンター」で、経済的自立への道を拓く
MacBook Airが「司令塔」なら、iPad Airは僕にとっての「膝上カルチャーセンター」です。
子どもを膝に乗せてあやしながらでも、動画視聴や読書、資格の勉強ができるのがiPad Airの最大の強みです。かつてパワハラに苦しんでいた僕は、いつでも会社を辞められるように、資格取得と資産形成に必死でした。育児中もその目標を諦めたくなかったのです。
この「膝上カルチャーセンター」のおかげで、育児と自己研鑽を無理なく両立させることができています。また、Apple Pencilを併用すれば、育児記録のメモや、新しい事業のアイデアもサッと書き留められます。子どもの成長を記録しながら、自分自身の成長も諦めずにいられる。このiPad Airは、僕にとってクリエイティブな活動のヒントを与えてくれる、かけがえのない存在です。

3. OpenRun(骨伝導イヤホン):耳を塞がない安心感が、孤独な育児を救う
骨伝導イヤホンのOpenRunは、僕の「心の平穏」を守るための必須アイテムです。
育児中は、常に子どもの安全に気を配る必要があります。耳を塞いでしまうと、子どもの泣き声や、急な呼びかけを聞き逃してしまうのではないかという不安が常につきまといます。OpenRunは耳を塞がないため、音声学習をしながらでも、そうした生活音を逃さずキャッチできます。また、以前イヤホンを使いすぎて外耳炎になった経験がある僕にとって、耳に優しい骨伝導方式は、長時間つけていても全く苦になりませんでした。
育児中は、社会から切り離されたような孤独感を感じることがあります。しかし、このイヤホンがあれば、耳は開いているのに、自分だけの世界に没頭できる。この絶妙な距離感が、育児中の孤独感を和らげ、心にゆとりを与えてくれています。

まとめ:装備を整え、焦らず、自分らしい人生のギアを回す
育児中の「リビング本部生活」を支えてくれたガジェットは、単なる便利な道具ではありませんでした。
それは、仕事や育児で疲弊した心を守り、限られた時間を最大限に活用し、自分の人生をコントロールするための「装備(ギア)」です。
高校中退から大企業、パワハラによる適応障害、そして転職…。回り道ばかりだった僕だからこそ、道具の力に頼ってでも、焦らず、心配せず動き続けることの大切さを知っています。
育児中でも、人生のギアは止めずに回せる。この記録が、今を生きるあなたの不安を少しでも和らげるヒントになれば嬉しいです。
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