最近よく聞く言葉に「マインドフルネス」がある。
ビジネス書にも、アプリにも、ヨガスタジオにも、ほぼ標準装備された感があるこの言葉。
要は、 “今この瞬間に意識を集中させる” ことで、心を整える技術のこと。
スマホの通知に脳が振り回される現代においては、まさに心の免疫力。
スピリチュアルなロン毛時代の僕にとっては常識でしたが何か?
実は僕、大学時代にスピリチュアルひげロン毛野郎としてこの分野に傾倒していた時期がある。
本屋では仏教・哲学・自己啓発の棚に直行。
「潜在意識」「瞑想」「神との対話」なんて単語に胸をときめかせていた。
そんな僕にとって、マインドフルネスなんて “今さらブーム化してるの?” レベル。
だが、流行り廃り関係なく、今でも使い続けている自分なりの“整え方”がある。
僕の整えルーティン:それは「深く、吐く」
たいてい、マインドフルネスというと
「背筋を伸ばして目を閉じて、自然な呼吸に意識を向けましょう」なんて書かれている。
でも僕はそこに一工夫加える。
「吐くことに全力を注ぐ」
そう、僕は呼吸界のエースストライカー、“呼気重視型”なのだ。
15秒以上、ひたすら吐く。そこから世界が変わる
具体的にはこう。
- 背筋を伸ばして座る
- 目を閉じて、1〜2秒かけて深く意識を向ける
- 15〜20秒かけて息を吐く(←ここがミソ)
- 「もう空気ない!」と思ってからが本番。さらに3〜5秒吐ける(どこにあったんその空気?)
- 最後に5秒ほどかけて静かに吸い込む
これを3セットほど繰り返すと、
後頭部あたりがじわ〜っと緩んでくる。
肩の力も抜けて、モヤモヤがふっと軽くなる。
たった数分で、精神のメモリ解放完了。

勉強にも、仕事にも、バイクのエンジンにも(※気分的に)
この呼吸法、僕は15年以上続けている。
- 勉強中に集中力が切れたとき
- 仕事中、上司の理不尽パンチを食らった直後
- 妻の「話あるんだけど」に動揺しかけた瞬間
いつでもどこでも、「呼吸」という装備で精神をチューニングしている。

睡眠にも応用。もはや眠りの入り口は“呼気”
僕レベル(?)になると、この呼吸法は睡眠にも使える。
布団に入って目を閉じて、15秒呼気→5秒吸気ループに入ると、
次に気づくと朝。
「え、まだ何も考えてないのに…?」
ってくらい、スーッと落ちる。
まとめ:整えは、日常にこそ必要
マインドフルネスと聞くと、
ヨガスタジオや高級スパでやるイメージを持つかもしれない。
でも本当に大切なのは、日常のちょっとした瞬間に、自分を取り戻すこと。
僕の整え方は、派手でも洗練されてもいない。
だけど、“地味に効く”。
ひげは剃って、ロン毛は切っても、
15秒吐く呼吸だけは、これからも続けていく。

コメント