【大学時代③】ロン毛と哲学と、僕が探した「幸せの見つけ方」

人生記

こんにちは!
今日は、大学生活で僕が密かに取り組んでいた**「幸せ研究」**について書いてみようと思います。
勉強と大学デビューに精を出しながら、実は心の奥底ではこんな問いをずっと抱えていました。

「人はどうすれば幸せになれるのか?」


大学生、哲学に目覚める

ロン毛とヒゲをたくわえた“勉強できるロン毛野郎”として、
無事に大学の中でポジションを確立しつつあった僕。
でも、そんな「見た目」と「成績」じゃ埋まらない何かがあったんです。


幸せってなんだっけ?

図書館での勉強の合間、息抜きに手に取るのは
教科書ではなく哲学書や自己啓発書、そして幸福論。

  • ニーチェに「人生は乗り越えるべき山だ」と諭され
  • アドラーに「他人は変えられない」と肩を叩かれ
  • デール・カーネギーに「人間関係の極意」を教わり
  • 枕元にはなぜか「斎藤一人」の本が並ぶ

もはや文系でも理系でもなく、
幸せ学部・独学専攻といった趣でした。

ニーチェ入門 (ちくま新書)
ルサンチマンの泥沼の中で「神」や「超越的真理」へと逃避するのか、あるいは「永遠回帰」という「神聖な虚言」に賭け、自らの生を大いに肯定するのか? 二十世紀思想最大の震源地であり、今日もなお、あらゆる思想シーンに絶大な影響力を誇るニーチェの核心...
嫌われる勇気
「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない――【対人関係の悩み、人生の悩みを100%消し去る〝勇気〟の対話篇】世界的にはフロイト、ユングと並ぶ心理学界の三大巨匠とされながら、日本国内では無名に近い存在のアルフレッド・アドラー。「トラウマ...

幸せになる方法は、2つだけ。

本を読み漁り、悩みながら気づいたこと。
結局、幸せになる方法ってたったの2パターンしかない。


① ハードルを作り、超えることで幸せになる。

「よし、これを達成したら俺は幸せだ!」
と目標を設定し、努力して達成したときの達成感こそ至福。

大学受験でセンター試験をゲーム感覚で攻略したとき、
成績上位3名に名前が載ったとき、
資格試験に合格したとき。

まさに「クエストクリア型の幸せ」
RPGのように、自分のレベルアップを感じる瞬間は
ちょっとやそっとの贅沢より心が満たされた。


② ハードルなんて取っ払って、今すぐ幸せを感じる。

でも、もっと究極的な方法もあった。
それは、「今この瞬間、幸せだと感じる力」

  • 朝起きて太陽の光が差し込むだけで幸せ。
  • 安いカップ麺でも、空腹に染みる一口で幸せ。
  • 図書館の綺麗なお姉さんの笑顔を拝めれば幸せ。(←重要)

そう、「足るを知る」というやつです。
ハードルを設置せず、むしろ地面に寝転がりながら「幸せだな〜」と呟く感じ。


小さな習慣が大きな幸せを呼ぶ

本を読むうちに、幸せになるコツは
「行動の積み重ね」にもあると気づきました。

  • ネガティブな言葉をできるだけ口にしない。
  • なるべく笑顔でいる。
  • 目の前の人に親切にする。

これだけで、自分の心がフワッと軽くなる。
世界が変わるわけじゃないのに、不思議と「生きやすさ」が変わる。

他人や環境は変えられない。
変えられるのは、自分の考え方と態度だけ。

大学の4年間で、教科書よりもこの教訓を何度も心に刻みました。
そんなことばかり友人に話していたばっかりに卒業時には
「勉強できるロン毛野郎」から「勉強できるスピリチュアルロン毛野郎」になっていました。

小さな習慣
小さな習慣とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動。この方法を使えば、すべてのことは、習慣化し、目標を達成でき、夢を叶え、人生を変えることができる。何しろ「小さ過ぎて失敗しようがない」のですから。

幸せ探しは一生もの

そしてこの「幸せの考え方」。
大学を卒業してから15年経った今も、僕の生活の基盤です。

  • 転職をしても、引っ越しても、適応障害になっても、
  • 上司に理不尽なことを言われても、財布がピンチでも、

結局、幸せの正体は「考え方」と「行動」のクセだという結論は変わりません。


おわりに

大学生活といえば、勉強・友達・恋愛・サークル…
たしかにそれも楽しかったけど、僕にとって一番の収穫は、

「幸せは、自分の中で作れる」

というシンプルな真実でした。

人生は、いつも自分がどう考え、どう行動するかで景色が変わる。
そんなことに20歳そこそこで気づけたのは、ラッキーだったのかもしれません。

さあ今日も、図書館のお姉さんの代わりに
コーヒー一杯の幸せを噛みしめながら、僕はパソコンに向かっています。

読んでくれて、ありがとうございました!

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