僕はいま、大手製造業のIT部門に所属している。
仕事では日々、データベースを触っている。SQLにまみれた毎日。
そしてAWSが好きなエンジニアあるあるで、「好きなAWSサービスは?」 という謎の自己紹介をしがちなんですが——
僕は Aurora 推しです。
だって早いし、スケーラブルだし、名前が綺麗。
そんなデータベースマインドな僕が、今日は “人生のデータベース”を棚卸し してみようというお話です。

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このnoteの目的は「キャリアとお金の棚卸し」
僕がこのnoteを始めたきっかけは、
現在の職場に転職してちょうど1年が経ったタイミングだった。
- 自分が歩んできた道を振り返りたい
- キャリアの方向性を再確認したい
- お金の使い方、貯め方、増やし方を見直したい
そんな気持ちで始めたんだけど、意外にもこの「棚卸し」が思ったより楽しい。
そして、人生の再構築にも役立っている。
僕の棚卸し方法:人生を属性で分解する
棚卸しのコツは、「属性分け」だ。
僕は以下の7項目に分けて、年齢別に短く振り返るようにしている。
- 年齢(その年の自分は何歳だったか)
- 所属(学校・職場・無職など)
- 趣味(そのとき夢中になっていたこと)
- 勉強・仕事(学んでいたこと、頑張っていたこと)
- 恋人・家族(人間関係の記録)
- 思考・学び(考えていたこと、気づき)
- 幸せ度(100点満点)(自分なりの主観で)
例:24歳の僕(大学院生)
- 所属:修士2年、就活戦争中
- 趣味:深夜の哲学本と、昼のカフェ通い
- 勉強・仕事:金融工学の修論とSPI対策
- 恋人・家族:片想いに消耗、親のすねをかじり続ける
- 思考・学び:「自分ってなんなんだろう」をひたすら問う
- 幸せ度:60点(哲学してる暇があったらエントリーシート書け)
傾向が見えてくるのが面白い
この振り返りを年齢ごとにやっていくと、見えてくるものがある。
- あの数年間は仕事がうまくいかず、幸せ度が低め
- 高校中退や適応障害など、“谷”の時期は思考が深くなっていた
- 何度も繰り返している失敗がある(反省!)
- ある時期に芽生えた思考が、今の自分を支えていることに気づく
人生の「勘違いデータ」や「未活用スキル」まで見えてくる。

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棚卸しは、長期休みにやるのが最高
平日や土日だと、生活がルーティン化していて、
なかなかこういう俯瞰的な振り返りはしづらい。
でも、年末年始やGW、夏休みなど、仕事から離れたニュートラルなタイミングだと、
不思議と自分を客観視できる。
「あの頃の自分、がんばってたな」
「この習慣、最近なくなってたかも」
「今の悩み、数年前とそっくりかも」
そんな発見があるから面白い。
まとめ:Auroraも人生も、定期的に最適化したい
人生もデータベースと同じで、
不要なテーブルを見直し、インデックスを再構築し、スケーリングしていく必要がある。
僕にとっての“人生のAurora”は、
- キャリアの履歴
- 心のバックアップ
- 成長のログ
それらを丁寧に棚卸ししていくことで、
また前に進むためのエネルギーが湧いてくる。
みなさんも、長期休暇のどこかで「人生のSELECT文」を発行してみてはいかがでしょう?

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