【モノ】ミニマリストは無理。でも「いい椅子」だけは、絶対に譲れない僕の哲学

モノ

もし、僕が「ミニマリスト?」と聞かれたら、きっぱりと「無理です」と答える。

なぜなら、僕は気に入ったガジェットや本を所有していたいし、何より、疲労困憊で家に帰ったとき、自分を癒してくれる空間を大切にしたいからだ。

しかし、そんな僕にも、絶対に譲れない「モノ」の哲学がある。

それは、「いい椅子に座る」ということだ。

かつて、激務とパワハラで心身を壊し、ろくに休息もとれなかった僕は、椅子に座ってゆっくりと過ごす時間の尊さを身をもって知った。

今回は、そんな僕が、リビングと自室という二つの空間で愛用している二つの椅子──「ヘリノックス チェアワン」と「エルゴヒューマン」を通じて、「なぜ、いい椅子に座ることが、僕の人生にとって欠かせない哲学なのか」についてお話ししたいと思う。

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1. リビングの「ヘリノックス チェアワン」──心の余白を生む魔法の椅子

僕がリビングで愛用しているのは、アウトドアブランド「ヘリノックス」の「チェアワン」だ。

「え、キャンプ用の椅子を家で?」と思うかもしれない。

しかし、これが僕のライフスタイルにぴったりなのだ。

  • 座る場所を選ばない自由:
    • 軽くて持ち運びが簡単なため、窓際で日光浴をしながら座ったり、テレビの前でくつろいだり、気分に合わせて好きな場所に移動できる。
  • ほどよい緊張感と解放感:
    • 座面がハンモックのように体を包み込み、自然と良い姿勢を保ってくれる。しかし、決してストイックな緊張感ではない。この「ほどよい解放感」が、一日の疲れを優しく癒してくれる。

窓の外を眺めながら、この椅子に腰掛けてコーヒーを飲む時間。それは、かつて激務に追われていた僕が、心のどこかでずっと求めていた「心の余白」そのものだった。

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2. 自室の「エルゴヒューマン」──働く僕を支える、最強の相棒

一方、自室でブログを書いたり、調べ物をしたりする際に座っているのが、「エルゴヒューマン」という高機能オフィスチェアだ。

これは、かつての僕が、心を病んでまで毎日座っていた「安物の椅子」との決定的な違いを僕に教えてくれた。

  • 体への負担を軽減する設計:
    • 腰や肩をしっかりと支えてくれるため、長時間座っていても疲れにくい。
  • 自分だけの「コックピット」:
    • 肘掛けの高さや背もたれの角度、座面の深さなど、細かく調整できる。まるで自分だけの「コックピット」を操縦しているかのような感覚で、集中力が高まる。

この椅子は、僕にとって単なる「モノ」ではない。

かつて心を病み、体を壊した僕が、二度と同じ過ちを繰り返さないための、**「自分自身への投資」**なのだ。

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3. なぜ「いい椅子」が僕の人生哲学になったのか

なぜ、僕は「いい椅子」にこだわるのだろうか?

それは、椅子が単に「座るための道具」ではなく、僕たちの「人生の質」を左右するものだと気づいたからだ。

  • 心と体の健康を守る盾:
    • 長時間座る僕たちにとって、椅子は心身の健康を守る「盾」のような存在だ。いい椅子に座ることは、自分の体を大切にすることに繋がる。
  • 自分と向き合う時間を作る相棒:
    • 窓際で本を読む時間、自室でブログを書く時間。「いい椅子」は、僕が自分自身と向き合い、心を整えるための大切な相棒なのだ。

おわりに:椅子に座る時間は、人生に座る時間だ

「いい椅子」にこだわることは、決して贅沢ではない。

それは、自分の人生を大切にするための、最も手軽で、最も効果的な投資だと僕は思っている。

僕が心から「座りたい」と思える椅子に座る時間。

それは、まさに僕が心から「生きたい」と思える人生に座っている時間なのだ。

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