【社会人生活③】裏テーマは「経済的自立」

キャリア

こんにちは!今日は社会人生活のうち、新入社員時代の僕の裏テーマについて書こうと思います。
それはズバリ——

経済的自立!

就職した当時、名刺には立派な企業名が印刷され、周囲からは「安定してるね」「将来安泰だね」と言われまくり。
でも内心の僕は、名刺の光沢より銀行口座の残高の方がよっぽど信用できると思っていました。


お金は人生のライフゲージ

僕の頭の中では、ゲームのHPゲージの代わりに通帳残高が表示されてました。
お金があれば不幸にならない、とは言いませんが、

「お金があると不幸になる確率をかなり下げられる」

これが僕の持論でした。
財布の厚みは心の余裕。これは間違いない。


統計学と金融工学の武器を手に

大学では統計学、大学院では金融工学を専攻。
リスクとリターンの関係、r>g、ドルコスト平均法、複利の魔力。
こうした投資界隈でドヤ顔されがちな理論は一通り、脳ミソにインストール済みでした。

「理屈は知ってる。問題は、実行できるかどうか。」

社会人になった僕は、理論を現実に落とし込むため静かに動き始めます。


資産形成の方程式はシンプル

資産形成の基本は、実はとてもシンプルです。

  1. 収入を上げる
  2. 支出を下げる
  3. 運用する

でも、サラリーマンという歯車道を選んだ僕にとっては「収入を上げる」はちょっとハードルが高い。
なので、主にやったのは支出を下げる運用するの2つ。


独身寮は社会人のセーフハウス

まずは住まいから。
家賃を下げる=生活防衛力を上げる。

ということで、年齢制限ギリギリまで独身寮に住み続けるという、涙ぐましい節約ライフを選択。
同期たちがタワマンに引っ越していく中、
僕は古びた寮で、

「この畳の軋みが、未来への投資だ。」

と自分を励ましていました。


投資はドルコストマシーンにお任せ

節約で浮かせたお金と、ボーナスの約半分は機械的に投資へ。

株価が上がった?下がった?
正直、そんなニュースは耳に入っても、心は全く揺れません。

「市場は市場、俺は俺。」
そんな心持ちで、残りの資金で人生を楽しみつつ、
ひたすら投資を続けるスタイルが完成しました。


たったこれだけを続けた結果

このシンプル戦略を新入社員から地道に実践した結果、
社会人15年目の今、僕の家計はアッパーマス層と呼ばれるライン、
つまり貯蓄額3000万円に到達しました。

特に副業もしない、転職で年収を爆上げするわけでもなく、
ただ、支出を抑え、機械的に投資をし続けただけ。


経済的自立は自由の入り口

経済的に自立することで分かったのは、

「会社にしがみつかなくてもいい」という精神的自由。

これこそが、僕にとっての本当の安定でした。
上司がどんな理不尽なことを言ってきても、

「まぁ、別に辞めても死なないし。」

と思える。この心の余裕が、社会人ライフ最大の武器でした。


まとめ:歯車だけど、回し方は自分次第

社会人として歯車になる道を選んだ僕ですが、
その歯車の回転速度や、回す方向くらいは自分で決めたい。

「幸せは、外から与えられるものじゃない。
銀行口座と心の中に、自分で貯めていくものだ。」

そう気づいた新入社員時代の僕の話でした。

次回は「居場所を作る編」を書いていきますので、また読みに来てください!

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