突然ですが、「キャッシュフロークワドラント」って聞いたことありますか?
あの『金持ち父さん 貧乏父さん』で有名なやつです。
- E(従業員)
- S(自営業・専門家)
- B(ビジネスオーナー)
- I(投資家)
たいていの人はE(従業員)スタートで、
僕もまさにそのルートを歩いてきました。

改訂版 金持ち父さん貧乏父さん ――アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
この本は……金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金に...
「E(従業員)100%」は不安の温床
社会に出て、会社に就職し、働いて給料をもらう。
これは当然の流れです。だけど……
「収入源が会社だけ」って、実はめちゃくちゃリスクじゃない?
という事実に、僕は数年してから気づきました。
- 上司ガチャ外れたら終わる
- プロジェクト潰れたら終わる
- 体調崩したら収入も止まる
こんな “出口のない状態” は、思っている以上に人を追い詰める。
I(投資家)の側面を少し持ってみた
そこで僕が始めたのが、「ちょっとだけ投資家になること」。
- 新NISA
- 企業DC
- インデックス投資
- 配当株ちょこっと
これらは一発逆転にはならない。
でも、精神のセーフティネットにはなる。
「自分には他の側面もある」という安心感
これは金額の問題じゃなくて、意識の問題です。
- 「俺は従業員100%だ…辞めたら終わりだ…」 → しんどい
- 「いや、自分は投資家要素もある。複数の面がある」 → めちゃ楽
この感覚って、
まるで“秘密の抜け道”を知ってる感じに近い。
メンタルの出口戦略は「選択肢を持つこと」
人間が一番しんどいのは、出口のない不安に閉じ込められている状態。
でも、出口があると思えるだけで、メンタルは全然違う。
- イヤになったら仕事は辞めてもいい
- 働けなくても資産が少しある
- 自分には別の顔もある
「あ、俺こっちの扉から出られるんで」
——そう思えるだけで、会社でのプレッシャーがぐっと軽くなる。
キャッシュフロークワドラントに生きる意味
「B(ビジネスオーナー)」になれれば理想かもしれない。
でも、いきなりそっちにジャンプするのは難しい。
だから僕はこう思ってる。
E(従業員)× I(投資家)
この2面性こそが、サラリーマン人生を快適にする最適解。
働きながら資産を育て、
資産に支えられながら働く。
このループがあるだけで、人生の“詰み感”が減る。

改訂版 金持ち父さん貧乏父さん ――アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学
この本は……金持ちになるためにはたくさん稼ぐ必要があるという「神話」をくつがえす。持ち家が資産だという「信仰」を揺るがす。資産と負債の違いをはっきりさせる。お金について教えるのに、学校教育があてにできないことを親にわからせる。そして、お金に...
まとめ:側面を増やすと、心は軽くなる
「会社がすべて」って思ってた頃、僕はよく胃を痛めてた。
でも今は、「まあ最悪、株式市場で頑張ってもらおう」と思える。
- 一人の人間が、複数のクワドラントを持っていい
- 自分の「役割ポートフォリオ」を分散していく
- それが、最大のメンタル安定装置になる
だからこれからも僕は、
従業員であり、投資家である人生を選び続ける。
コメント