【暮らし】“完璧じゃない育児”がちょうどいい理由

暮らし

子どもが産まれる前、ぼくは思ってた。

「育児は努力と段取りでなんとかなる」と。

でも現実は、
“なんとかなる”んじゃなくて“なんとかする” の連続だった。


ミルクの温度、泣き止まない夜、寝かしつけ大失敗

理想:「今日は○時に授乳して、寝かしつけて、自分の時間…フフフ」
現実:「オムツ替え→泣く→ミルク拒否→抱っこ→寝ない→自分も泣きそう」

完璧主義でいたら、心がすり減る。

「これ、どこかで見たことあるな…」と思ったら、
かつての“会社の炎上プロジェクト”だった。


うちの作戦名は「まぁいっか作戦」

・寝かしつけの抱っこ、歩き回って5分粘ったら降参。
・ミルクは1ml単位で気にしない。
・寝かしつけの音楽がハードロックでも気にしない(実話)。
・お風呂後の保湿クリーム? 2日に1回でも塗ってればヨシ!

こうやって書くとずいぶん雑な親に見えるかもしれないけど、
子どもは今日も笑ってる。

それでいいじゃないか。

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“ゆるさ”はパートナーへの優しさでもある

育児の完璧を目指すと、
どこかで“誰かの不完全”を責めたくなる。

「もっと○○してほしい」
「なんで△△してくれないの」

…その声は、相手にも自分にも、けっこう毒。

だから我が家は、「どっちか元気な方が勝ち」ルールにしている。
休めるときは遠慮なく休む。
育児の主導権は、眠れてる方が取る。
…だいたい、妻が勝つ。


完璧じゃないからこそ、子どもも肩の力が抜けてる気がする

正直、まだ育児は始まったばかりで、
“正解”なんてわからない。

だけど、家の中に笑いがあること
それだけは、ちゃんと育てられてる気がする。

たまに心が折れそうなときは、
ぼくはこうつぶやく。

「まぁいっか。今日もなんとかなった」


おまけ:完璧主義だった頃の自分へ

やっと気づいたよ。
“できなかったこと”より、“やれたこと”を数える方が人生ラク。

育児も仕事も、たぶんそれが真理だと思う。

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