【社会人生活④】「居場所」を求めて僕が資格を取りまくった話

キャリア

こんにちは。
今日は、社会人生活におけるもう一つの裏テーマ——
**「自分の居場所を作る」**についてお話ししようと思います。


配属ガチャ、大外れ。

僕の社会人ライフは、パワハラ上司というラスボスからのスタートでした。

配属1ヶ月でHPは真っ赤、
話しかけられるだけで心臓がビクッ、
メール送信ボタンを押す手がプルプル震える日々。

「これが大企業の洗礼か……」

と思いながら、心を無にして**“さっさとお金貯めて辞める”**という目標を掲げ、ひたすら耐え続けるスタイルを取りました。


会社では空気。でも、空気にだってできることがある

プレゼンが上手いわけでもなく、
上司に気に入られる愛嬌も持ち合わせておらず、
飲み会でも圧倒的無口。

「こんな僕が会社にいる意味って…なんだっけ?」

そんな風に思う日々。
でもね、思ったんです。

「どうせ8時間いるなら、ちょっとくらい認められたい。」

ということで、会社で居場所を作る作戦、スタートです。


僕が選んだのは「資格取りまくり戦略」

気に入られるスキル、
巻き込む力、
場の空気を読むセンス。

そんな**“人との距離感調整スキル”**は、自分には高難度すぎた。
相手次第だし、正解も曖昧。

でも、資格は違う。

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「やること明確、成果は紙で証明される。」

なんてわかりやすい世界なんだ!
ということで、学生時代の癖を活かし、**“試験攻略モード”**に突入です。


試験勉強はRPG

思えば僕は大学受験も、自分でハードルを置いて、それを越えるのが好きだった。
RPGのように、目の前にクエストがあると燃えるタイプ。

ネットワーク、サーバー、クラウド、情報処理技術者試験、TOEIC。
資格取得を繰り返していくうちに、少しずつ社内の空気が変わってきました。


「お前、向上心あるな」と言われ始める

社内での扱いも、徐々に**“ただの地蔵”**から
**“あの人、資格いっぱい取ってる人”**に昇格。

会議で意見を求められる回数も増え、
ちょっとだけど、自分の存在価値を感じられるように。

本当はただ、自分の居場所がほしかっただけなんだけどね。


「変わっていくのは、環境じゃなくて自分」だった

人を変えるのは無理ゲー。
環境を変えるのもハードルが高い。

でも、自分を変えることならできる。
そしてそれが、自分のメンタルを救う一番の近道だった。

「自分を変えたら、世界もちょっとだけ優しくなった」

そんな感覚を持てたのは、資格勉強という超シンプルな武器があったから。

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まとめ:居場所は、もらうもんじゃなくて、作るもんだ

派手な出世はできなくても、
みんなの中心になれなくても、
**“自分が落ち着ける場所”**を少しずつ広げていく。

そんなやり方でも、社会人生活はけっこう楽しくなるもんです。


次回は、そんな僕が資格取得のためにやってきたことついて書こうと思います。
お楽しみに!

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