朝、起きた瞬間にわかる日がある。
「あ、今日は、ダメだ」
天井の白さがいつもより“無”を感じさせるし、
冷蔵庫を開けても、何も入ってないのに「うん、まあ、そうだよね」と納得する。
そんな日は、たいてい気圧のせいにしておくことにしている。
☁️ 不調な日の自分、観察記録
・メールの返信ボタンを押したまま3分間フリーズ
・コーヒーがいつもの3倍くらい酸っぱく感じる
・Slackのステータスを「作業中」にして、本当にただの作業着のままソファに沈む
・鏡を見ると目が死んでいるが、それを見てまた元気をなくす
このままでは埒が明かないと思い、とりあえず手帳を開く。
が、開いたところで閉じる。いや、開いただけでも前進だ。拍手。
🚶♂️ とりあえず歩いてみる
不調な日の正解は「やってみないとわからない」。
なので、思考停止で靴を履いて外に出てみる。
今日は雨。
「湿度の暴力」という表現が脳裏をよぎる。
でも、玄関の外で深呼吸だけでもすると、体がちょっとだけ目覚める気がする。
その後、カフェに寄って何も頼まずに帰る(←やめなさい)。
帰宅してKindleを開くが、読むのではなく目次を見て満足。
Notionに「今日はゆるめでOK」と書き残して閉じる。
✅ 60%の自分でも、生きている
「今日は全然ダメだったな」と思う日。
それでも、パジャマから服に着替えてるし、朝ごはんも食べてる。
歯も磨いた(しかもちゃんと3分間)。
それって、立派に「やれてる」じゃないか?
100%の完璧な自分を常に期待するのは、
自分という乗り物にレースカー並みの性能を求めるようなもの。
自転車でいい。しかもサドル低めで、こぎやすいやつ。

🌦 天気のせいにすると、ちょっと楽になる
「気圧のせいで体がだるい」と言うと、
まるで気象予報士みたいで、少しだけ知的な気分になれる。
科学の力ってすごい。
しかも、原因が外にあるとわかった途端、
自分を責める気持ちがスッと抜けていくのがわかる。
「あ、これ俺が悪いんじゃないんだ」
それ、大事。
✍️ 不調な日も、記録しておこう
こんな日こそ、軽く記録しておくと後で効いてくる。
Notionでも、手帳でも、Twitterの下書きでもいい。
「今日は、ゆるい」って書いておくだけで、なんか自己肯定感が上がる不思議。
🌱 結論:ゆるい自分も、僕の一部です
絶好調の日もあれば、くすんだ日もある。
人間だもの。天気にも左右されるし、寝起きの顔色も気になる。
でも、そんな日もちゃんと存在してるって、実はすごいことだ。
今日は、なんとなく不調な自分と、ちゃんと向き合えた。
それだけで、じゅうぶん。
──というわけで、今日はこの辺で。あとは低気圧に任せよう。

コメント