「我慢は美徳」と言われて育ってきた世代だけど、僕はある時から信じる道を変えた。
「触れている時間の長いモノには、惜しまず金をかけろ」
これが、僕なりの“コンフォート原則”である。
毎日使うもの、適当に選んでない?
人間、1日に何時間も同じものに触れている。
スマホ、キーボード、椅子、服、靴…。
でもその割に、こういう声も多い。
- 「スマホはとりあえず安いのを…」
- 「キーボード?会社の備品です」
- 「靴はなんでもいいでしょ、歩けりゃ」
──いやいや、違うんです。
その“なんでもいい”が、積み重なって人生の疲れになるんです。
投資すべきは「地面・身体・日常」
コンフォート原則の真髄は、こんな考え方に集約される。
「自分の身体と地面の間にあるモノには金をかけよ」
これ、言い得て妙すぎて震えた。
足元・腰元・指先、つまりは“生活のベース”を整えろって話。
✅ 具体例で見る「コンフォート原則」実践
🪑 椅子:エルゴヒューマン信者
アーロンチェアを買ったこともあった。
ブランド力で殴るような価格にビビりながらも在宅勤務で導入。
──でも、あぐらがかけない!金属パーツがくるぶしに食い込む!
→ 結果、腰を破壊。
エルゴヒューマンに変えたら腰が復活し、
「尻が椅子に吸い込まれる」 という未体験ゾーンに突入した。

👟 靴:ニューバランス996偏愛記
地面との唯一の接点。それが靴。
履き心地が悪いと、それだけで一日がグダる。
NB996に出会ってからは、もはや宗教。
靴擦れゼロ、通勤も軽やか、
帰宅後「足が死んでない」ことに感動した。

👕 服:パタゴニアR1 Airのリピート地獄
朝着て、夜脱いで、また翌朝選んでしまう──
これが本当の“愛用”だと思う。
パタゴニアR1 Airは、通気性と保温性のバランスが神。
気づけばベージュと黒を2着ずつ所持。洗ってもすぐ乾く。
今や「着る快適さ=精神安定剤」の時代である。

⌨️ キーボード:指先のQOLをナメてはいけない
会社支給のペコペコキーボード。
指が“疲れる”なんて思ってなかった。でも疲れてた。
試しにHHKBに変えたら、文字入力が趣味になった。
「あ、これが仕事の“快”か」 と感動した午後3時。

📱 スマホ:1日3時間握るなら、もうパートナーだろ
ケース、ホルダー、充電器──
地味だけど全部快適性に直結している。
1日に3時間以上使うデバイスに500円ケチってどうするんだ。
✅ 快適は、継続を生む
「快適なものに頼るなんて、甘えじゃない?」
そんな声もある。けど僕はこう思う。
快適な環境は、甘えじゃない。継続の装置だ。
腰痛で作業を中断するより、椅子に投資して集中できるほうが合理的。
足が痛くて帰りたくなるより、履き心地の良い靴で余裕ある方が幸福。
我慢より、快適が強い。
それが、続ける力になる。
✅ まとめ:「生活の土台」に金をかける
「毎日使うモノにこそ、投資しよう」
これは僕の生活改善の中で、最も効果が高かった原則だ。
地面と身体の間にあるモノ。
1日に何時間も触れている道具たち。
それらを雑に扱うと、人生がザラつく。
コンフォート原則。
それは、“生活のQOLを静かに底上げする魔法”かもしれない。
あなたの人生、もしかするとその椅子と靴とスマホで、もっと快適になるかもしれませんよ。
──それではまた、快適なデスクから。
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