【キャリア】頑張らないために、頑張っている――努力は、予防線である。

キャリア

「努力家ですね」と言われると、正直ちょっとくすぐったい。
そんな立派なもんじゃないんだけどな、と。

というのも、僕の努力はわりとひねくれた努力だと思っていて、
真っ直ぐに「夢のため!」とかじゃなく、
“将来めんどくさくならないように、今のうちにやっとこう” というタイプ。

つまり、「頑張らないための努力」 が基本スタンスだ。


中退→高認→大学受験も、不安回避の努力だった

高校を中退したとき、もちろん不安だった。
でもそのとき僕が必死で勉強を始めたのは、
「勉強が好きだから」でも「学問に目覚めたから」でもない。

「このままだと人生詰むかもしれん」

その恐怖感から、とにかく高認→大学受験というルートを模索した。

いわば、不安への予防接種。

別に優等生になりたかったわけでもない。
ただ、将来の自分が「もっとしんどい目にあう」ことを避けたかっただけ。

がんばらないことをがんばるって決めた。
「今日も会社に行けなかった。まあいいか。生きてるし。」―等身大のつぶやきで15万以上のいいねを獲得した「考えるOL」。「ありのままの人生を、ゆるやかに生きる」ためのヒントが1冊になりました。Twitterで共感を呼んだ投稿と、その書下ろしエ...

社会人になってからも、努力=“防衛策”だった

会社に入ってからもこの思考は変わらなかった。

  • 資格を取ったのも、「会社の中で居場所を作らないと詰む」と思ったから
  • 投資を始めたのも、「給与だけじゃ将来不安」と思ったから

全部、“いざ”というときのためのバッファづくりだった。


「将来の自分に怒られないように今やっとく」

たとえば、今やってるnoteもそう。
文章を書くのは好きだけど、「いつか振り返れるアーカイブにしたい」と思ってる。

  • 落ち込んだときに、過去の自分がヒントをくれるかもしれない
  • 将来何かを始めるとき、蓄積が役立つかもしれない

そういう“未来の自分”への仕送り感覚で、
今日もせっせと記事を書く。


最近は、頑張らない自分を“仕組み”で成立させたいと思ってる

正直、がんばるのって疲れる。

だからこそ、「がんばらなくてもある程度整ってる状態」をつくりたい。

  • 朝の散歩でメンタルを保つ
  • ボイスメモで思いついたネタを逃さない
  • noteで頭の中を整理しておく

これらも、未来のしんどい自分を救う“下ごしらえ” みたいなものだ。


努力とは、未来の自分を信じる行為かもしれない

「今はたいして報われなくても、あとで役に立つだろう」
そう思えるから、頑張れる。

つまり、「未来の自分はちゃんと活かしてくれる」って信じてるんだと思う。

だから、僕は今日もほんの少しだけ、がんばっておく。
未来の自分が、ちょっとだけラクできるように。

がんばらないことをがんばるって決めた。
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