【高校時代①】高校中退からの再起

人生記

こんにちは。今回は、私が高校を中退してから大検(今でいう高認)を取得するまでの少し苦いエピソードをお届けします。

小さな頃の私は…

小学生の頃の私は、とにかく周りの目が気になる子どもでした。

サッカー少年団に入ったものの、自己主張ができず、パスも回ってこない。「あれ?オレ、空気なの?」と思う日々。結局、「ドラゴンボールが見たいから」という当時としては最強の言い訳を武器に、1年でサヨナラしました。

一方で、水泳や習字などの習い事もしていました。こちらは意外と合っていたんです。他人と比べることなく、自分のペースで成長できることが好きだったんですね。

勉強も好きでした。努力すれば点数がついて返ってくるのが楽しくて、「レベルアップ感」がたまらなかった。今思えば、この頃から「自分の中のゲーム」をプレイしていたのかもしれません。


高校での“人生最大の選択ミス”

そんな私が進学したのは…地元の工業高校。今だから言えるけど、完全にルート選択ミス

中学校までは平和な日々でしたが、高校に入った瞬間、周囲の空気が一変。「やんちゃ」なんて生易しい言葉じゃ表現できないクラスメイトたちに囲まれ、完全に異世界転生。

入学から2週間。心はもう限界。

ある朝、通学電車に乗って「今日は行けるかも…!」と思ったのも束の間、降りるべき駅で足が動かない。そのまま3駅先まで流され、駅のホームでひとり泣く16歳男子

あれはもう、「青春」じゃなくて「戦線離脱」でした。

そして、入学からわずか1ヶ月で正式に中退。これが人生初の挫折でした。

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バイト・原付・そして大検

中退後は工場でアルバイトを始め、16歳で原付免許を取得。自由を手に入れた私は、意味もなく原付で隣町のコンビニに行って「なんか大人っぽくね?」とニヤついてました。

…今思えば完全に中二病の末期症状

でも、親との約束で「大学には行くこと」が条件だったので、進学の道は諦めませんでした。

勉強は得意だったので、予備校のテキストを使って独学。16歳の夏、あっさり大検(今でいう高認)に合格

「努力すれば報われる」この感覚が、また少し自信になりました。


自分に矢印を向けるということ

振り返ると、この頃からすでに私は「他人とうまくやること」よりも、「自分に矢印を向けてどう前に進むか」を大事にしていた気がします。

高校を中退したって、立ち止まって泣いたって、やり直せる。

方向転換してもいい。自分の足で一歩ずつ進めば、また新しい景色が見えてくる。

そんなことを16歳の自分が教えてくれました。


読んでくださって、ありがとうございました!

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